うつ病を治療するには│休養と周りのサポートが重要

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うつ病と診断する基準

悩む人

うつ病の治療の前に、精神科ではうつ病を発症しているのか診察を行ないます。1日中気分が落ち込んだ状態が何日続いているのか、楽しんでいた趣味に興味をなくしてしまった、ということを本人に確認します。うつ病を発症すると意欲が低下してしまい、やる気が起きなかったり何をしても楽しめなかったりするのです。他にも、睡眠不足や疲労が取れずに倦怠感を抱いているということを診察の時に聞きます。うつ病は精神に影響を与えるだけでなく、体に変化を引き起こす症状です。病気を発症すると、今まで好きだった料理を食べても美味しいと思うことができなくなります。それだけでなく、自律神経のバランスを崩してしまい食欲が減退するでしょう。胃がもたれたり胸焼けしたりするという症状が続く人は、うつ病の影響で胃腸の働きが弱くなっています。逆に、うつ病が原因でストレスを感じて体重が増えることもあります。ストレスを解消するために、食事の量を増やしてしまうことも症状の1つです。糖分には満足感や満腹感を与える効果があるので、おやつなどの間食の回数が増えて体重が増えます。このように精神や体に様々な影響を与えますから、少しでも違和感に気づいたらすぐに治療が必要です。

病院でうつ病を治療してもらう際は、自分だけでなく家族と一緒に診察を受けるようにしましょう。発症している人は、初対面の医師に自分の悩みを打ち明けたり症状について話したりすることは難しいです。家族が近くにいることで、落ち着いて症状について話すことができます。家族が同伴する理由は他にもあって、患者さんの代わりに診断の結果や治療方針について話し合う必要があるからです。うつ病だと診断された患者さんは、ショックで受け止めることができなくなる可能性が高いです。また、医師の話を信じることができない場合もあるので、患者さんの代わりに医師と話し合うようにしてください。病院を訪れる前に、普段の患者さんの様子を把握しておきましょう。周りから見た患者さんの様子など、細かい情報が治療には必要になるので少しでも違和感があればメモを取るようにします。うつ病を診断する基準は難しいため、様々な情報を集めることや家族の協力が必要になるのです。